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デザインの心理学

リデットエンターテインメントのブログをご覧の皆様、こんにちは。

クリエイティブ統括部の野崎です。

日頃よりご愛顧頂いておりますクライアント様、協力会社様、

そして関わる全ての皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

 

グラフィックデザイナーである私は広告のデザインを制作する上で

“人の心を捉えるにはどうすればよいのか?”ということを重要視しています。


 

広告のデザインをしていてよく陥りがちなのが絵はなんとなく良いけど、

結局何が言いたいのか伝わりにくいデザインになってしまうことがあります。

アートではなく、あくまでも広告ですのでこれでは機能しているとは言えません。

是非気を付けたいところです。


人の心を捉える重要な要素の一つとして心理学が挙げられます。

 

今回は「人間はどう見るのか」という点でいくつかご紹介します。

 

人間のあらゆる感覚の中でも特に視覚は重要です。

脳の約半分は目から入ってくる情報の処理を担当しています。

目が物理的に受けたイメージが脳に伝達され、脳で変更や解釈を加えます。

実際に「見ている」のは脳ということになります。


1.目が受け取る情報と脳が私たちに伝える情報は微妙に違う


 

下の図をご覧ください。

図1-1では黒い線で描かれた三角形とその上に白い逆三角形が

重なっているように見えませんか?

実際には何本かの線と一部分が欠けた円があるだけです。

これは脳が逆三角形が見えると脳が予測したためです。

この図形はイタリアの心理学者ガタエノ・カニッツァが1955年に

発表したことから「カニッツァの三角形」と呼ばれています。

図1-2も同様の錯覚によって長方形が見えます。

 

 

脳はこうした近道を創り出すのは外界を素早く知覚するためです。

脳は感覚的な情報を大量に(推定毎秒4000万も)受け取り、

過去の経験則を利用して辻褄が合う世界を構築しようとします。

 

ですから形や色を上手く利用すれば、見え方も操作することができます。

下の図は単語のつながりを表現した例です。

色の区切り方だけで認識が違ってきます。

 

 

 

2.場面の情報をつかむのは中心視野より周辺視野の役目


 

台所や居間など身近な場所の写真を被験者に見せる実験を行いました。

写真の中には灰色のフィルターで周辺部分や中心部分を覆い

ここはどこですかと聞いたところ、

下の図で右の中心部分を隠した方が識別できたという結果が出ました。

私の感覚としては以外な結果でした。

この周辺視野の発達によって外敵を察知し、人類が生き残れたとも言われています。

 

 

ごく一部の例でしたがまだまだたくさんの学説があり、今なお研究は続いています。


デザインは見る人から反応を引き出すための大事な要素です。

人間の行動原理を理解することでユーザーの心を捉える広告を

より多く提供していきたいと思います。

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

今後ともリデットエンターテインメントを何卒宜しくお願い致します。

 



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