リデットエンターテインメントのブログをご覧の皆様こんにちは。
クリエイティブ統括部の白鳥と申します。
日頃よりご愛顧頂いておりますクライアント様、協力会社様、
そして関わる全ての皆様に感謝申し上げます。
先日、お盆休みを利用して4・5年振りに故郷の青森へ帰省してまいりました。
ここ数年は子供が産まれた事もあり、長期休暇は自宅近辺で過ごしていたのですが、
息子も大きくなりましたので、今年は一路青森へと飛び立ちました。
(とは言っても飛行機ではなく、片道10時間ほどのドライブなのですが)
今回の青森への帰省で、必ず見ておきたいものがありました。
それは「ねぶた」です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが「青森ねぶた祭」は国の重要無形民俗文化財ににも指定されております
日本を代表する祭りの一つです。
開催は毎年8月2日から7日までですので、実際のねぶた祭りに参加はなかなか難しいのですが、
その年を代表するねぶたが屋内施設に展示されていますので、それを見学してまいりました。
近年、ねぶた内部に使う照明がLEDになった事により表現の幅が広がったと言われるねぶた。
内部の電球が小型になったメリットをどれだけ活かせるか、
ねぶたを製作するねぶた師の腕の見せ所といったところでしょう。
そんな数年ぶりに対峙したねぶたは言葉にできない迫力で迫ってきました。
見るものを睨みつけるような力強い眼、まるで物語の一場面を切り取ったかのような動きのある姿、
360度どこから見ても作り込まれている舞台、
全てにねぶた師の「情熱」「執念」が叩き込まれているようなオーラを放っています。
実は最近デザインをするにあたって考え事をする事が増えたのと
デザインの幅の広がりに限界を感じて、
それを解決するヒントがここにあるのではないかと思い、
作り手の「情熱」が極限まで注入されて完成された作品(ねぶた)はどんなものか。
今年はそれをどうしても生で見たかったのです。
結果言葉にできない美しさと迫力に圧倒されたのですが、
と同時に、熱い何かを貰った気がします。
青森の夏はとても短く、ねぶたが開催されていいる1週間だけが「熱(暑)い夏」と言われています。
津軽の人間はこの1週間に全てをぶつけ、厳しい冬に立ち向かっていきます。
青森ねぶた祭は、津軽人の情熱の塊なのです。
皆さんも、少しでも興味がございましたら是非「青森ねぶた祭」へ。
きっと物凄い熱量の元気玉をもらって帰れます!
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。